スペシャルドラマ『コンフィデンスマンJP 運勢編』
評価: ★★★★☆ / ★★★★★
脚本: 古沢良太
SPドラマ「運勢編」
ダー子(長澤まさみ)は、新しいターゲットとして、阿久津(北村一輝)に狙いを定める。阿久津は裏社会に名を馳せる悪党であり、債務者をギャンブル漬けにして大金を得ることを繰り返していた。ダー子は、ぼくちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)と共に阿久津からお金を巻き上げようとするが正体がばれてしまい、お金を取られてしまう。さすがに相手が悪いと阿久津への仕返しを目論むダー子に反対するぼくちゃんとリチャードは、ダー子の下がっていく一方の運勢の悪さを懸念し離れる。
コンフィデンスマンの世界から足を洗った、ぼくちゃんは、遺品整理屋を営む渡辺若葉(中山美穂)のもとで働くことに。そして、リチャードは、行きつけのラーメン屋で女手ひとりで店を切り盛りする波子(広末涼子)に心惹かれていた。
待ってました〜♡♡♡
まさか映画公開前にスペシャルをやってくれるとは！！
映画に繋がるような終わり方だったり、復習みたいなスペシャルになるのかと思いきや、しっかりやってくださいまして...しかも、まあキャストの豪華さと言ったら✨
最後は、ダー子ちゃんが勝つと分かっていながらもやっぱりハラハラしちゃうし、何と言っても最後の伏線回収がまたカチッときて爽快なのよ！このドラマ！
毎回毎回、本当に古沢さんの脚本に感心させられます、、、！！
ダー子ちゃん、ぼくちゃん、リチャードは、裏社会の悪党・阿久津を騙そうと証券で大儲けできる話を持ちかけるが、そうそうに詐欺師だということがバレちゃうんですよね。。
さすがに相手が悪すぎると、お決まりの解散！解散！の流れw
ダー子ちゃんは、阿久津とひとりで戦おうとします！
ぼくちゃんは、足を洗って中山美穂のしもべに。遺品整理屋を営む慎ましいお店かと思えば、高値のつきそうな遺品を回収しては、売り払うというこちらのまぁまぁな悪さをしてるところに転がり込む。
心優しいぼくちゃん、中山美穂を騙そうと奮闘します。
リチャードは、サーフィンを楽しんだあとに行きつけのラーメン屋の女将の広末涼子と親しくなります。女手一つで店を切り盛りしてる広末涼子ですが、夫の残した借金が五千万あり、一人息子は高校を辞め家を出て行ってしまった。
何とか助けてあげたいと思うリチャードは、店を手伝う決心を。
いや〜、今回は、
ダー子ちゃん✖️北村一輝、
ぼくちゃん✖️中山美穂、
リチャード✖️広末涼子、
かと思ってたら、まさか全員が全員しっかり裏で繋がっていたなんて。
アッパレでした！！！！！
最後の最後に、広末涼子が息子と再会したとこも良かったなあ〜としみじみ。
不確かなものにしがみついて、右往左往しながら懸命に前に進む、それが人間よ。
人間の在り方、人生について考えさせられる、台詞のささる箇所も要所要所に…
人は、どん底に落ちるともうそれ以上落ちることはないからあとは浮上するのみ、阿久津も自分がどん底に落ちたからこそ、這い上がることに執着し、用意周到な人間になってしまったのですね、でもそこをダー子ちゃんにつかれちゃったなあ〜。
映画編に続いているのだろうか、、次の標的は三木先生、、じゃなくて生瀬さん(何故か香港の人の設定w)になってたけども、映画も時間あるときに観に行きたいと思います〜♡
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