監察医 朝顔 第2話 (*7/22 追記あり)
評価: ★★★★☆ / ★★★★★
第2話「夏に凍死!?謎の身元不明遺体の最期は…」
監察医・万木朝顔(上野樹里)が勤める研究室に新しくアルバイト希望で医大生・安岡光子(志田未来)がやって来る。そんなある日、繁華街の路地裏で遺体で発見された身元不明の男性の解剖依頼が入る。解剖の結果は、男性は凍死による可能性が高いと分かるが、男性の死亡推定日は30度を超える猛暑であり、凍死するような寒さではなかった。不思議に思った朝顔は、遺体発見現場へ向かい、朝顔の父・万木平(時任三郎)は、男性の身元を判明するため周囲を聞き込みまわる。
上野樹里さんの涙に、2週連続やられる。。。。。(T ^ T)
お母さんを探してるお父さんだけど、自立した娘を大切に想ってるところも伝わってくるし、お父さんと朝顔は、決して明るい親子関係ではないんだけど、ご飯を一緒に食べたり何気ない会話をしたり、陽だまりのような暖かい関係が伝わってくる…これは、上野さんと時任さんにしか出せない雰囲気で、この物語の雰囲気ととても合致しているなあ〜。
朝顔先生と茶子先生の出会いも分かったし、
私は好きですね。このドラマ!^ ^
監察医の万木朝顔(上野樹里)が勤める興雲大学の法医学研究室に、アルバイト希望の医学生・安岡光子(志田未来)がやってくる。
光子は、時給目当てにこの研究室にやって来たと話し、居合わせた茶子先生(山口智子)から採用される。
一方で、繁華街の裏路地でスーツを着た男性が死体で倒れていると通報をうけ現場に向かった、刑事の万木平(時任三郎)と部下の桑原真也(風間俊介)。
倒れていた男性は身元がわかるものを持ち合わせておらず、死因は、熱中症による心不全だと思われた。
身元が分からないことを疑問に感じた平は、周辺を聞き込みする。
桑原は、遺体の解剖を興雲大学に依頼した。
朝顔や執刀医の東堂(板尾創路)の見解から、男性は、この猛暑日のなか不自然な凍死したと推測される。
体内の成分結果を出てないにもかかわらず、気になった朝顔は、桑原とともに遺体発見現場に向かうが、そこは避暑地となって冷風が通り抜ける場所であり、男性が倒れていたとされる地面の下には、水道が通っていた。
つまりは、凍死もあり得るのであった。
そこで、プロポーズをする。
しかし、朝顔は桑原のことが嫌いになったのではなく、今はタイミングじゃないだけと断ってしまう、、
翌日、成分結果から男性はフグに含まれる毒を食べたことが死因ではないかと朝顔たちは疑う。
幸運にも、光子がフグを養殖してるキャンパスに掛け合いフグをもらえることになった。
男性の体内の成分結果と一致するフグの種類を探そうとフグをさばく朝顔先生…w
そして、平と桑原は、身元不明の男性の遺体がホームレスだったと分かる。
男性は、周囲のホームレスに、
「昔は、サラリーマンだった。」
と話していて、いつもスーツ姿だったことから、"課長"と呼ばれていたが、高慢な性格からよく周囲とトラブルを起こしていたと聞く。
平と桑原は、男性は誰かと一緒にフグ料理を食べ、その毒によって殺されたのではないかと他殺の線を疑い始める。
男性とよく揉めていたとされるホームレスの田原(高橋努)に話を聞いていた平であったが、田原の自転車の車輪に草土が巻き添いになっているのを見て、自転車の車線を辿ると、埋められた鍋を発見する。
そして、朝顔も男性の毒物の要因が、ヒガンフグのものと一致し、男性のいた付近のところでもフグが釣れる種類のものであった。
朝顔は、この結果から、
「この男性は、自殺したのかもしれない」
と。
研究室を訪れた平と桑原も、自殺で間違いない
と見ており、田原も、
「男性はフグを自分で釣りフグ鍋にして食べていた。死ぬ前に、最後にご馳走を食べたいと言っていた。」
と証言する。
鍋を埋めた理由は、自分は巻き込まれたくなかったから。
朝顔も、フグの猛毒による口の痺れとその日の暑さから相当発汗作用が出ており、避暑地を求めてそのままあの場所で亡くなったのではないかと述べる。
そして、男性の身元が判明し、男性は、母親を亡くし身元引き取り人のいない数年前まで一流企業に勤めるサラリーマンであったと分かる。
「この人の人生っていったい何だったんでしょうね。」と述べる桑原に、平は、
「明日を生きたいと思う人だっているのにな。」
と、言って去ってしまう。
屋上でアイスを食べる朝顔と茶子先生。
朝「この間、久しぶりに東北にお父さんと行ってきました。でも電車を降りると、あの日のことを思い出してしまって、怖くなってしまいました。」
茶「...そうですか。」
事件を無事に解決し、帰宅しようとする朝顔を
待っていた桑原。
桑原は、遺体に向き合う2人の姿勢がとても良く似ていると話し、朝顔が監察医になったのは父親の影響かと尋ねる。
「桑原くんには、話しておかないとと思って。お母さんのこと。私のお母さん、8年前にいなくなっちゃったんだ。」
あの日、震災があった日の出来事を話し始める朝顔。
「地震があって、あんまり詳しく覚えてないんだけど、1週間後くらいにお父さんが来たの。それから2人で何件も何件も避難場所を回った。そして、遺体安置所にも行った。」
そこで、監察医として働く茶子先生を見た平と朝顔。
茶子先生は、ご遺体を監察し終えると、
「怖かったですね、よく頑張りました。次は歯を見てもらいましょうね。」
と語りかけ、手を合わせていた。
そんな姿を見た朝顔は、
傷だらけのご遺体、中には変色したり、欠如していたり、妊婦さんや赤ちゃんのご遺体まであったのを見た。でも、私は何も出来なかったと。
そして、支援物資を運ぶ茶子先生の傍で、途方に暮れていた朝顔。
茶子先生は、朝顔に、"あなたも手伝って"と。
「あなた生きてるのよね」
そうして、希望をくれた茶子先生のもとで働くようになり、監察医になったと話す朝顔。
朝顔は、
「でも、この仕事が自分の本当にやりたいことかよく分からない。今でも、お母さんがあの日来てた白いジャンパーとピンクのマフラーはっきりと覚えてる。」
と。
そして、隣で話を聞き号泣していた桑原は、朝顔に、
「万木朝顔さん、結婚してください」
と再びプロポーズ。
ここで?と驚く朝顔であったが、
"いま言いたくなった''
と話す、桑原に、プロポーズを承諾する。
、、、が。
家に帰ると、カレーを作って待っててくれたお父さん。桑原と交際していると聞き、反対なのか寂しいのか、挨拶がなかったと、険しい顔w
思わず、ほえ?となっちゃう朝顔。
というのが2話でした〜。
志田未来ちゃん、1話から出しといても良かったんじゃない?と思ってたんですけど、まあ馴染んでたからいいや。w
茶子先生…お母さんが繋ぎ合わせてくれた人のようにも感じますね。
前回のお父さん同様、朝顔も、お母さんが居なくなったと話す姿に、お母さんがまだどこかで生きてるかもしれないという希望をもって生活している反面、どこかでもう諦めないといけないのかもしれない。と感じているように見えてまた切ないTT
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*7/18に京都で起こった事件により、本日(7/22)の第3話の放送が延期になりました。
なお、本日は、第1話&第2話のダイジェストが放送されるようです。
監察医 朝顔 - フジテレビ
誠に遺憾ではございますが、
何より被害に遭われた方々の回復を祈るとともに、亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り致します。