Chocori’s チョコっとレビュー

ドラマレビューをおもに。

ルパンの娘 第11話(最終回)

 

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評価: ★★★★★ / ★★★★★

 

 

 

渋い!!渋かったぞ〜〜!!!

お爺ちゃんたちの世代は、

昭和感たっぷりで、

華たちの世代は、

ヨーロッパ感ただよう感じにしたのね。

 

予想外のラストだったけど、

最後の教会のシーンは美しかった。泣

 

そして、ついに栗原類が喋ったぞっ!!

よく考えると、最終回まで一言も台詞なかったのね。それであの存在感はすごい!!

 

いろいろ書きたいことは、あらすじの後で^ ^

 

 

 

和馬(瀬戸康史)を連れ去ったLの一族。

尊(渡部篤郎)は、目覚めた和馬に全てを話した。

 

しかし、悦子(小沢真珠)が

部屋を出て行こうとしたとき、

黒幕・巻英輔が現れる。

巻「やっと見つけたぞ、お前は早く教会に戻れ。」

と、和馬に挙式に戻るよう命じる。

そして、Lの一族を皆殺しにしようとする巻。

 

和馬は、教会に戻り

父親・典和に、

和馬「父さん、例のものは?」

と一通の書類を預かる。

そして、エミリ(岸井ゆきの)のもとに戻り、

側には、エミリの従兄弟の巻(加藤諒)もいた。

 

一方で、巻に命乞いする悦子であったが、

知ってることを話せという巻に、

知っていることを全て話す尊。

 

警察一家だった巻は、

将来を期待されたエリートだった。

その頃は、本人も熱心な警官であったが、

一方で、上司の汚職をごまかす日々を送っていた。

その為に異例のスピードで出世した巻だったが、

上司の汚職をまとめたノートを

ある日、Lの一族にお宝と一緒に奪われた。

さすがに警察に助けを求めるわけにもいかず、

独自に捜査をしていた巻。

そして、遂に三雲マツ(どんぐり・若い頃/深田恭子)を見つける。

巻「ノートをどこにやった?」

とマツの顔を傷つける巻。

 

だが、マツはその当時、Lの一族に

恨みを持つ者も多く、犯人を特定することができなかった。

しかし、一年前…

巻のもとに、巌(麿赤兒)から電話がかかってくる。

巌「やっと見つけたぞ」

Lの一族は生きていた!

やられる前にやってやると思った巻。

そして、表立ってきたLの一族の行動に

関わっていたのが全て、

桜庭和一(藤岡弘)の孫・和馬だと思った

巻は、自分の孫を和馬の上司として置いた。

華「じゃあ、お爺ちゃんを殺した犯人は…」

 

和馬「あなただったんですね、巻さん」

巻の腕に火傷の跡が残っていた。

衣類の燃えかすがいつも巻の着ていた

ジャケットと一致し、不審に思った和馬は、

両親に頼み、巻のDNAを調べていた。

和馬「あなたが犯人じゃないことを証明したかった…!!」

しかし、DNAは一致。

巻は、いつも祖父に何も出来ない孫だと叱責されていた。

そんな巻に、祖父・巻英輔は、

巻「Lの一族を必ず捕まえろ!殺してもかまわない」

と。

ちょっと期待されているようで嬉しかったと。

だから、巌を殺したと。

その合間を縫って、英輔に電話したエミリによって、

和馬たちは、英輔の護衛たちに捕まってしまう。

 

一方で、巌の犯行は、巻によるものだと聞いた華ら。

巻「和馬は、一家にいると何かと助かる。ああいうのがいると、何かともみ消しやすいからな。お前ら(Lの一族)を殺したあとの始末も、彼に頼むつもりだ。」

華「彼はそんなこと出来る人じゃない!」

巻「だったら、彼も殺すまでだ」

 

そして、悦子から順にLの一族を殺そうとする巻。

マツ「殺すならウチから殺せ!!家族のためなら命すら捧げるつもりや!!」

巻「60年か…随分手こずらせたな。」

 

巌「そこまでだ」

 

マツ「遅かったな…あんた死ぬとこやったで」

 

巻「貴様!生きてたのか!」

巌「言っただろう、必ずお前に天罰を与えるとな。」

巌が駆けつけたとき、

そして、手錠を外すLの一族。

巌は生きていた。

巻英輔の狙いは、Lの一族の抹殺!

しかし、表立って殺すようなことをしないだろうと踏んだLの一族は、

和馬の結婚式で大胆に現れることにした!

と。

 

そして、巻英輔とLの一族の

やり取りは、てんとう虫の隠しカメラによって全国に生中継されていた。

 

しかし、その裏で和馬が捕らえられていたことを知った華たち。

急いで和馬のもとに向かう。

 

渉(栗原類)「華!今まで情けない兄貴で悪かったな。これからLの一族は俺が背負っていく。だから、お前はお前の道を行け!!」

 

そして、現れる和一(藤岡弘)。

和一「取り返しに来たぞ!我々のあの日々を」

 

そうして、巻英輔に制裁を下した

和一と巌とマツ。

マツ「久しぶりやな。こんな顔になってしもたわ」

和一「マツ…すまなかった…。」

 

和馬の元に向かう華にまたも敵陣が現る。

そして、そこに現れる円城寺(大貫勇輔)。

 

華「円城寺さん…ごめんなさい、わたし…」

円城寺「いいんだ、華。謝るのは僕のほうさ。さあ、早く彼のもとへ」

 

生まれ変わったら華の心を自分で埋め尽くしたいと歌いながら敵陣を裁く円城寺。w

 

 

そして、巻栄一に銃を突きつけられる和馬。

しかし、栄一は和馬を逃がそうとし、代わりに撃たれてしまう。

 

華「私の愛しい人に手を出すんじゃないよ!絶対に守ってみせる、覚悟しな!!」

 

和馬とともに敵をどんどん倒していく華。

 

そんな時間もつかの間…パトカーのサイレンが鳴り、

和馬「華。早く行くんだ!!」

 

和馬と取り残されたエミリと栄一。

 

和馬「あなたには救ってもらったと思っています。一番辛いときにそばにいてくれた。」

エミリ「やめてください。私は全てお爺様の指示に従っただけです。あなたのことなど最初から愛していませんでした」

と涙を流すエミリ。

 

そして、華は尊の指示で教会に向かう。

そこに居たのは和馬だった。

 

和馬「誰に何を言われてもいい…!たとえこの愛が人道に背くものだったとしても…!もう華以外、愛せないんだ…」

華「私だってそうだよ…!もう和くん以外、愛せない!」

 

そして、和馬は華の仮面を取り、2人は長いキスを交わす。

 

尊「長いな」

悦子「見せつけてくれるじゃなあい?」

マツ「乗り越えたんやな2人は!うち、あんたと結婚できてほんまに良かったと思ってるで」

巌「盗むことで運命を変えたのじゃ」

渉 「僕だけ相手いない」

 

再びなるパトカーのサイレン

 

華「行かなきゃ!」

一緒に行こうとする和馬を咎める華。

和馬「じゃあ、どこに行くのかだけ教えてくれ!今度は必ず迎えに行く!」

華「分からないけど、超ウルトラ級の秘策があるって言ってた」

 

家族と合流する華。

そして、渉の作ったてんとう虫号で

移動するLの一族。

 

しかし、てんとう虫の小型機は墜落。Lの一族全員◯亡というニュースが流れる。

 

 

典和( 「本当に死んだんだよな?」

美佐子(マルシア)「ええ。小型機が上空で爆発して、…なのに」

 

桜庭家に押し寄せる三雲家。

典和「何故生きてるんですか!あなたたちは!!!」

 

尊「全員死んだことにしたかったんですよ。これで指名手配もなくなり晴れて華と和馬くんは結ばれることができる。指名手配中の逃亡犯は幸せにはなれないからなあ」

 

和馬「超ウルトラ級の秘策って…」

華「このことだったみたい」

和馬「皆さん、当面うちにいていいですからね!」

 

典和「何言ってるんだ!勝手に決めるな、父さんが何て言うか!」

和一「好きなだけ居て構わん」

 

こうして三雲家と桜庭家の生活が始まる(?)

 

華の手には、指輪が!

 

和馬「それじゃあ行ってくるよ」

華「行ってらっしゃい」

 

そして、再びキスをする2人…!♡

 

 

 

最高のハッピーエンドでした!!

 

登場人物全員に最後の決めシーンがあって、

キャストさんへの愛を感じました…!

 

 

本当は愛してるけど華の幸せを願い送り出した円城寺さんと、

 

和馬のことを本当は好きだったけど、優しい和馬が罪悪感を感じないように涙しながら好きじゃないフリをしたエミリちゃん...

 

円城寺の敵陣とのデュエットは半ばお笑いシーンでしたけど、

最後の最後にめちゃくちゃ笑わせてもらった!

けど、エミリちゃんの涙は切なくてちょっと泣けたな…。

人の目を見て話すのが苦手なのは本当だったみたいなので、

円城寺とエミリちゃんのカップルもなかなか異色で悪くないと思ってしまった…w

というか、円城寺さんはエミリちゃんの孤独を上手に救ってくれそうな気すらしたw

 

 

60年前の日々をやっと取り戻すことができたおじいちゃんおばあちゃんたち世代と、

運命を乗り越えた華と和馬!

 

美しくあっぱれだった!!

 

もうね、

とにかく美しかったのよ!!w

 

本来なら、あれだけ長いキスシーンだと

ツッコミのひとつくらいいれたくなるもんなんだけど、

年甲斐もなくうっとりしてしまった…!

深キョンの相手役は、いっつもラストスパートにかけて、

男らしさと色気が伴ってくるのは何故?w

瀬戸くんも彼の出てる作品をかれこれ何年も見てきたけど、なかなかカッコ良かったよ今作!

 

2人の愛ももちろんだけど、

おじいちゃんおばあちゃんのことも知ってか、

尊も悦子も渉も、もうLの一族を捨てるような覚悟で2人の愛を応援してくれる家族愛も素敵だった!

 

ああ。三雲家と桜庭家の同居生活を是非続編でみたい!!w

 

父親同士はもちろんだけど、

美佐子と悦子は、ひょんなことから気が合いそうな気もするし、是非是非お願いしたいところだわ(^ ^)

 

 

色んな伏線が張られてて、

出演者たちに関したパロディーも散りばめられてて、

最高だったからか、

和馬が指輪をしてないことすら続編への伏線かと疑ってしまったわ!w

 

そして、アクションが迫力ありすぎて、

深キョンはスタントマンなしにやってるのか気になってしまった…

インスタでは、アクションが苦手って書いてたし!

でも、抜群のボディースーツスタイルはずっと深キョンな気がしたけどなあ〜。

 

何回も観てるとこういうとこすら気になってしまうのですw

 

間違いなく今期ナンバーワンだったなあ(^ ^)!!

 

この脚本家さんもお気に入りの脚本家になってしまったよ!!

 

大健闘した「ルパンの娘」だったと思いますが、

ひたすら楽しませてもらった!

よく考えれば、こういう非現実的なコメディーでやっぱり当たりハズレ大きいから、

最近のドラマではなかった気がする…!

何でか昔を懐かしむような感じだったのはそういう要素もあったからかな??

 

やっぱり深キョンのドラマはいつも楽しませてもらえる!

3ヶ月間楽しい時間をありがとうございました!お疲れさまでした!

 

 

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