Chocori’s チョコっとレビュー

ドラマレビューをおもに。

同期のサクラ 第1話

 

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評価: ★★★★☆ / ★★★★★

 

 

いかにも、遊川作品らしい主人公でございますっ!

 

自分の夢にまっしぐら、ある意味、社会に流されない無垢なサクラ(高畑充希)と、

これから社会の中に飲み込まれていくことを刻々と時を刻むように受け入れている仲間たち。

サクラのような信念を持つ人はいても、

その信念こそが抹殺されていく現社会。

 

主人公が夢を叶えていくファンタジーの裏側に、

社会を皮肉る強烈なメッセージ性

 

というところでしょうかね!

 

役者もこれからの世代という感じがしたし、

わたしは好きかな〜、この作品!

 

 

 

2019年。

呼吸器に繋がれ、意識不明の主人公・サクラ(高畑充希)。

 

遡ること10年前の

2009年。

「故郷に橋をかけたい」

と大手ゼネコン会社花村建設に

入社した北野サクラ。

 

入社したてのサクラたちには、

振り分けられたチームで研修を行い

最終日には、役員たちの前で

「未来に残したい建造物の模型作り」

のプレゼンを行うよう課題が出た。

優秀な作品には社長賞が贈られ、

今後の配属先に影響すると。

 

サクラはチームのリーダーとなり、

メンバーには、木島葵(新田真剣佑)、月島百合(橋本愛)、土井蓮太郎(岡山天音)、清水菊男(竜星涼)が一緒になった。

 

サクラらは、最終日のプレゼンに向けて

どのような模型を作ろうか話し合う。

サクラ「故郷にかかる橋を作りたいと思ってこの会社に入りました」

 

その一言がきっかけで、

サクラらの班は、

花村建設がこれから手がける予定の

サクラの故郷・美咲島にかかる橋を模型にしようと決まる。

故郷に橋がなかったため、重病を患ったサクラの母のために、船を出したサクラの父。その日は台風で両親が亡くなってしまった。

祖父に育てられたサクラは、

祖父が生きているあいだに故郷にかかる橋を見せてあげたいと。

 

 

 

しかし、納得がいくまでやり遂げようとするサクラに周りは合わせようと頑張るが、

最終日前日、美咲島に積雪があったとき、

この模型では橋は耐久性がなく壊れてしまうとサクラは訴える。

サクラ「わたしは欠陥品だと分かってて、それを完成品だということは出来ません」

 

間に合わないという木島ら。

徐々に疲れが見え始める。

 

サクラ「大丈夫です。皆さんがいるから間に合います」

 

月島「いい加減にしてよ!!みんな、あんたに気遣って合わせてやってんの!!私たちはこれから面倒な上司やクライアントの下でやっていかなきゃいけないの、仲間仲間ってたまたま同じチームなだけで仲間でもなんでもないから」

 

月島の言葉に

多少言い方はきついが、月島におおむね同意する木島たち。

 

家に帰宅し悩むサクラであったが、

「自分にしか出来ないことがある」

という祖父の言葉を聞き、決心をする。

 

そして、翌日の最終日。

役員たちの前で模型を披露する。

案の定、橋の耐久性は考えているのか?と質問する役員たちに、焦る月島ら。

そのとき、

新しく作った橋の模型を持って現れるサクラ。

サクラ「そちらは試作で作ったものなので、取り替えても大丈夫ですか?」

 

しかし結局、社長賞をとることは出来なかった。

そしてそれどころか、

社長が選んだ班よりも、他の班の方が良いと意見してしまうサクラ。

 

黒川(椎名桔平)「入社式を終えたからとはいえ、いつでも、本採用の取り消しは出来る。それは、君個人の意見か?それとも班としての意見かどちらかね?」

 

黒川からの視線をそらす木島ら。

 

サクラ「あくまで私、個人の意見です」

 

10年後の2019年。

月島「サクラ…あのときは守ってあげられなくてごめんね。今ならサクラが言いたかったこと分かるよ」

 

2009年。

配属先発表の日。

希望の部署に配属された木島や月島たち。

 

黒川「北野サクラ、君はクビだ。…冗談だよ。さすがにクビにはしないが、人事部預かりとする」

 

故郷に橋をかけたいと土木部を希望していたサクラの願いは叶わなかった。。

 

月島「本当は落ち込んでるんじゃないの」

 

サクラ「私には夢があります、故郷に橋をかけることです。私には夢があります、信じ合える仲間を作ることです。私には夢があります、その仲間たちと人々を幸せにする建物を作ることです。それだけは諦められないので、私は自分にしか出来ないことをします」

 

 

 

 

 

 

 

10年前かー。

10年前が2009年だったんかー。

最近のように感じるわw

 

そっかそっか。

10年前はスカイツリーもなかったし、

ちょうど村上春樹のIQ84が発売された頃だったね…

それこそ、10年前には主演やヒロインをバンバン張ってた相武紗季が、

新人社員の指導者の立場に立ってるっていうのが、

もう時代の流れを感じましたわ。。。

 

そういう意味では、10年後の高畑充希ちゃんの活躍も楽しみだわよ〜。

 

さてさて、

故郷の島に橋をかけたいと会社に入ったサクラ。

 

最初はサクラのやることやることに、

疑問を持ったり、反発をしてた仲間たちが、

これから自分の意志を貫くサクラを見て、変わっていく

というところでしょうかね!!

 

椎名桔平の反感を買ったのか、

はたまた希望の星として買われたのか、

どこの部署にも配属されなかったサクラ…

爺ちゃんのために無事に橋がかかるのかどうかも見ものだな〜。

 

でも、10年後のサクラは、

病室で寝たきりの状態。。。

 

橋本愛は、お母さんになっていて仕事を辞めた?

真剣佑と岡山天音は、仕事を続けているっぽいけど、

竜星涼は、別の仕事をしてる感じ?

誰かを応援する仕事がしたいと言っていたから、自分に合う天職を見つけた感じかな。

 

どちらにしても来週は、営業部に配属された竜星涼の話。

 

営業部ぽいもんな、竜星涼の役!w

 

残業における過酷労働かーー。

ここ数年でこそ、働き方改革とか言われてるけど、

10年前はまかり通ってたもんな、残業なんて…

それが働く上での美徳だったりしたし。。。

意外と社会勉強にもなるドラマなのかしら??

 

 

サクラを通じて、これから働く若者たちが仕事に希望を持てるドラマであるといいね!!

 

意外とここまで、

ハズレなしだぞ!!今期!!!

 

 

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