Chocori’s チョコっとレビュー

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映画『ダンボ』

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評価: ★★★★★ / ★★★★★

 

ディズニー不朽の名作アニメ『ダンボ』を実写化。監督は『チャーリーとチョコレート工場』などのティム・バートン

象にしては大きすぎる耳を持ち生まれたダンボは、サーカスのショー動物として養育される。内気でシャイなダンボは人前で行動することを苦手とし、サーカスで独自の耳を使って飛ぶという技を披露できずに観客の笑いものとなってしまう。母親象とも引き離され、寂しさを感じるダンボであるが、以前サーカス団でスターとして活躍していたホルト・ファリア(コリン・ファレル)の2人の子供たちと、サーカスを大きくし集めたお金で母親象を取り戻す約束をする。

 

 

 

恥ずかしながらプライベートで自暴自棄になっていたので気晴らしに映画を観たいと思い、映画のレビューサイトで評価が高かった『ダンボ』と『翔んで埼玉』と迷っていたのですが、万人ウケの前者と評価が真っ二つの後者で、外れたら嫌だなと思い前者を選びました!(安パイ志向。笑)

結果としては、選んで良かったです!アニメをあまり観た記憶がなく、監督のティム・バートンもなかなか独特の世界観のある人なので、どうかな…と思っていたのですが、心配無用!!泣きました。何か自分というものを失いそうになっていたからですかね、とても心に響きました。

短所やコンプレックスは、強みや自分にしかない、できないものになる。何か行動を起こすときに魔法はいらない、踏み出す勇気さえあればいい。同調志向の世の中で忘れがちになることですよね。ダンボにとって恥ずかしく笑われるものだった大きな耳は、裏を返せば人を楽しませることができるもの。個性であるのだというメッセージ性が強く伝わってきました。

また、ディズニー映画といえばと言っても過言でない悪者が最後は懲らしめられる、ハッピーエンドも大好きです。話全般はやや大人向けといいますか、大人には響くが子供には難しいかなという感じで、ラストはアニメと同じなのか全然分からないのですが、これはこれで良かったのかなと。ダンボの可愛さだけで子供も充分楽しめるものだと思います💕

個人的には、母親を亡くした子供たちと母に会いたいダンボ。会える関係と会えない関係の対比も良かったかなと思いますね。子供たちだって小さいけど、お母さんに会いたいもんね。お父さんが理解のあるお父さんに変わってくれて良かったです。ダンボも純粋でピュアな目をもったまま幸せになってほしいな。

 

悲しい涙でなく、心温まる涙が流れたのは久しぶりだったので評価を高めに!自分を失いそうになってとき、自分って何なんだろうなと思ったときに見るのが一番おススメです👀✨

 

 

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