監察医 朝顔 第5話
評価: ★★★☆☆ / ★★★★★
第5話「第一章完結! 白骨死体の謎…朝顔の旅立ち」
心霊スポットと言われる場所で、白骨化された遺体が発見される。興雲大学研究室では、朝顔(上野樹里)らが、骨の部位などから身元の特定を急ぐ。そして、朝顔は、恋人・桑原(風間俊介)との間に新しい命を授かり、新生活を始めようとしていた。入籍日や新居への移動を心配する平(時任三郎)であったが、朝顔にはある想いがあった。
何気ない親子の会話、そして食卓、
結婚して、子供が生まれて、新しい家族の形に変化する…
なんという、この朝ドラ感!!(笑)
第2章の始まりということで、
今回の事件は、朝顔の心に確信をもたせるための事件のような感じでしたが、上野樹里ちゃんと時任三郎さんの、あの父娘の独特の気を使う感じねっ、本当に絶妙でグッとくる。。
上野樹里ちゃん、たまーに、あれ?のだめ感?って実はなったりしてたんだけど、安定感あるなあって感じました
風間くんはやっぱり気になるけど、気にしないことにした←
意外と父親と上手くやってくれそうなタイプな気がするし!(あ、役ねw)
心霊スポットに訪れた学生たちが、
すでに白骨化された遺体を発見する
このままでは、事件なのか事故なのか死因が分からないままの"不詳死"になってしまうため興雲大学の研究室にご遺体が運ばれた。
恋人・桑原(風間俊介)との子供を授かり妊娠中の朝顔(上野樹里)は、今回は薬品を使わないため参加。ご遺体を見てすぐ、
朝顔「これは、一人分の骨の量ではないですね。小さい骨もあるし…」
と。
山の中だったため、所々完全に揃った骨ではないが、歯から推定の年齢、性別、身長を割り出そうと試みる。
そして、子供の骨ではないかと最初に疑っていた小さな骨は、犬の骨であることが分かった。
そして、同時に、被害者の息子であるという人物が名乗り出てきた。
男性は、中島雄平(岡田義徳)で、白骨化した遺体は父・修三(菅野久夫)である可能性が高いと。
雄平の母が10年前に他界し、そこから連絡はとっていなかったと。しかし、1年前に実家の方に行ってみると、父の姿はなかったと。
"年齢70代、男性、身長165センチ"、研究室が骨から割り出した情報と、雄平が話す父の姿は一致した。そして、雄平が見せた父の写真と、心霊スポットで幽霊と疑われた動画の人物が画質の解析により同一人物だと分かる。
そして、修三自身が亡くなっているため、死因はあくまでも想像の域を超えることは出来ないが、
メディカル履歴と骨の折れた部分から推察した朝顔と茶子先生(山口智子)の見解は、認知症を患った修三には、徘徊癖があった。実際に、修三の家と心霊スポットだと言われた場所は近所にあり、ある日、徘徊癖から徘徊をしていた修三は、転倒してしまい骨を折ったため立てなくなってしまった。そこに、飼っていた犬が修三を連れて帰ろうと引っ張った。でも、成人男性を小柄な犬が力を入れて引っ張ったため、犬も前足を折ってしまいそこから動けなくなった。2人は、その場で衰弱し、亡くなってしまった。…というのが見解であった。
朝顔は、このままだと修三は無縁仏になってしまう、遺骨を引き取ってほしいと雄平にはなすが、雄平は、死亡届だけ下さいと。遺骨はそちらで処分してくださいと。
朝顔「あの何があったか分かりませんけど、修三さんのこと貴方が見つけてくれたんじゃないんですか。最後の最後まで一人にしていいんですか。」
結局、雄平は、その場を去ってしまい、修三は無縁仏になってしまった。
そして、
帰ったときに、母・里子(石田ひかり)が書き残してくれたメモを見て、
平(時任三郎)「里子…朝顔が結婚するんだ。そして、俺たちにとって孫になる子供も生まれる。嬉しいな。」
もう行って涙してる父を見た朝顔。
そんな朝顔に、桑原は、
桑原「俺と朝顔と子供と、お義父さんと朝顔の家で暮らさない?」
と提案。
喜ぶ朝顔であったが、父・平は大反対!!
朝顔「何で?そのほうがお金も節約出来るし、子供もお父さんに面倒みてもらって...」
平「甘えるな!!!!…とにかく家は出て行きなさい。お父さんに気をつかわなくていいから。」
朝顔「気を使ってるのはお父さんの方じゃん。お父さんのためじゃないよ。私が寂しいから…みんなでここで暮らしたいんだよ…」
そして、明日入籍することにしたと話す朝顔。家族写真を手に取り、
朝顔「明日で戸籍の上では桑原になっちゃうけど、お父さん…お母さん…30年間大切に育ててくれてありがとうございました。お父さんとお母さんのような素敵な夫婦になります。」
平「もう好きにしていいから。(涙)」
そして、数年が経ち、
朝顔は結婚し、無事に子供を出産。
桑原と父と一緒に実家で生活し、
子供のつぐみは、4歳になっていた。
泣けたなぁ!!!涙
序盤、子供を授かってまだ入籍してない、新居もぼちぼちとか言う朝顔と桑原を見て、私も平と一緒に、大丈夫なのか???と突っ込んでいましたが、
雄平と修三の親子関係を見て、
母・里子は遺骨すらない、生きてるかも分からない。そんな母を待ち涙する父を1人には出来ない。そして、何よりも家族だから一緒にいたいと思ってたのね。気持ちと葛藤してる朝顔が、雄平と修三の事件のうらから滲み出てきて、後半の親子シーンには涙必須だったわ。
平は、平で幸せになる娘の負担になりたくないって思いが伝わってきたし。優しい朝顔だから、この決断をするだろうって思ってたのかもね。
でも、名付けの話を桑原としてるときに、"もっと(朝顔の名前の由来)聞いとけば良かったな"
と話してたり、ちょっとずつ里子がもういない現実も視野に入れはじめてきたのかなって感じたなあ。
オープニングも、朝顔1人から桑原と一緒に変わり、もう子供も生まれて数年が経ってからの第2章ですが、朝顔は、ワーキングママとして事件に携わっていく感じかな。
2章のテーマはどうなっていくんだろうなあ。
間違えても、桑原と平の仲が…とかなる感じはしないしw
心情を丁寧に描き、作られてるドラマだと思うので、引き続き楽しみですっ
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