監察医 朝顔 第9話
評価: ★★★★☆ / ★★★★★
食べたり、笑ったり、泣いたり、、、
生きてる今だからこそ出来ることを全うする!
とても伝わってくる内容でした…
朝顔(上野樹里)の幼馴染・浅井三郎(きづき)の妻・結衣(松長ゆり子)が解剖室に運ばれてきた。
動揺して手が震える朝顔に、茶子(山口智子)は、解剖室を出るように命じ、
茶子「朝顔さんには、しばらく解剖を任せることはできません」
と。
また、警察が捜査していくうちに、
浅井一家に数ヶ月前、児相へ連絡が入れられていたこと。
病院で結衣に三郎が酷く叱責していたことや、腕に怪我をしていたことも分かったことから、三郎にも疑いがかかるようになる。
知り合いであるとして、捜査から外される平(時任三郎)。
朝顔も心配して、三郎のもとに訪れるが、
義両親に子供と引き離される三郎を見てしまう。
何でも出来ること言ってほしいと話す朝顔に三郎は、
三郎「だったら、結衣を生き返らせてくれよ!!」
と。
そして、自暴自棄になった三郎は、そのまま警察に出頭する。
朝顔「わたし今までご遺体の解剖するとき、その人の友達のように、家族のように寄り添ってるつもりだった。…でも、実際に友達を前にしたら、手が震えて…今まで私がやってたことって何だったんだろうって。」
平から三郎が出頭したことを聞いた朝顔。
朝顔は、三郎が結衣を殺したとは思えないと。それは平も同じだと。
そして、話していくうちに、平の想いを知る朝顔。
平「朝顔が法医学者になると言ってくれたとき嬉しかった。それは、法医学者だからとかじゃなくて、朝顔が生きようとしてくれてるのが嬉しかった。だから、お父さん。朝顔が生きてくれてたらそれでいい」
朝顔「わたしも、つぐみにそう思う。生きていてくれたら、それだけでいいって」
翌朝。
結衣の解剖をしたいとお願いする朝顔。
茶子「震えずに出来ますか」
朝顔「それは分かりません。でも、もし私が震えたら、茶子先生代わってください。藤堂先生(板尾創路)代わってください。光子先生(志田未来)代わってください。助けてください、お願いします。」
茶子「分かりました、やりましょう」
平もまた係長(戸次重幸)に、
出来る範囲で捜査に協力したいと。
そして、丸屋(杉本哲太)は、
三郎が犯人だとは思えないと。平に一緒に実況見分をお願いしたいと。
急に目の前にきた幼馴染の奥さんのご遺体…
しかも、他殺の線で幼馴染まで疑われて、
昨日まであんなに幸せそうだったのに…
サブちゃんは、やってない!
サブちゃんは、犯人じゃない!
知り合いだと余計に動揺して、疑ったりしたくないよね…
結衣さんの解剖をするときに震えてしまった朝顔の手。
「どんなご遺体も友達のように寄り添ってきたつもりだったけど、実際に友達を前にしたら何にも出来なかった」
そりゃそうだよなぁ。
目を瞑った状態で初めて会う人と、
近くで笑ったり泣いたりしてた人が急に目を閉じた状態で会うのと違うもんなあ。
ただ、私情は禁物なお仕事。
サブちゃんが犯人でない証拠を探すのではなくて、結衣さんに何があったのかを調べる仕事…
でも、考えて悩んだ先に、
サブちゃんのためだけでなく、生きてるからこそできることをしようと。
それは結衣さんや、サブちゃんのためになるからと進み始めたんだなあ。
変にお涙頂戴な演出じゃなくて、
なにか心に刺さるものがあるわ…
無音な状態でも絶妙な間合いで言葉を交わす上野樹里さんと時任三郎さん。
たまにバックで流れる音楽が大きく感じるくらいだわ。。。
なんだか今まで、
家族ってあったかいな
って思わせてくれる今ドラマだったけど、
生きてるって素晴らしいな
って感じさせてくれる今回だった。
ただ、「生きててくれるだけでいい」
って思う人が近くにいるのはとても幸せなことなんだなあと。
ああ。月曜日にほっこりさせてくれる。泣
桑原くんもめっちゃエエ旦那やのに〜泣
そこの悲し泣きは期待してませんので!!
よろしく頼みまっせ!!←
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