Chocori’s チョコっとレビュー

ドラマレビューをおもに。

監察医 朝顔 第11話(最終回)

 

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評価: ★★★★☆ / ★★★★★

 

 

 

何故だか分からないけど、

心に突き刺さって涙が止まらない最終回でした…

おかげで、食べてた柿ピーもいつもよりしょっぱく感じてしまって。汗

 

生きてるって素晴らしいことなんだな、「生きてて良かった」ってもっと言っていい言葉なんだなって思ったなあ。

 

 

 

山梨県で大規模な土砂災害が発生した。

巻き込まれた桑原(風間俊介)だったが、

なんとか命拾いをし助かった。

朝顔(上野樹里)に電話する桑原、

桑原「朝顔の声を聞いたら安心した」

と。

そして、朝顔にも、

山梨県への応援要請の連絡が入る。

 

茶子(山口智子)と、

現場に向かう朝顔ら。

茶子「皆さん、毎日ご遺体の解剖をなさってると思いますが、災害の現場は、想像を遥かに超えます。覚悟は出来ていますか?」

 

覚悟を持って行ったものの、

運ばれて来る遺体。

遺体に会わせてくれと悲痛の表情で願う遺族。

その現場を目の当たりにして、

光子(志田未来)と高橋(中尾明慶)は、

戸惑ってしまう。

茶子「心が悲鳴をあげたら、無理せず言ってください。私たちはギリギリの場所に居るんですから」

 

そして、

建設会社の現場リーダーだった

赤井(笠原秀幸)は、朝顔に声をかけ、

自分たちのせいで起きた災害かもしれないから、出来ることを手伝わせてほしいと言う。

 

それを聞いた朝顔は、平(時任三郎)に連絡し、人為災害の可能性を伝える。

桑原から聞き、そのことを既に操作していた平。

国江建設会社の役員・白井が反社会組織と繋がりを持ち、

大金を得るために、危険な不法投棄の仕事を一点に引き受けていたことを知る。

そして、土砂災害が起こり白井は行方をくらませて居た。

 

朝顔らが現場に到着した翌日。

この日は20体のご遺体が運ばれることになった。

朝顔「今日は私も検案にまわります」

自らそう言った朝顔

朝顔は、ご遺体の検案中に、

通常の土砂災害では見られないものを発見する。

そのことから、

朝顔が見たご遺体は、

土砂災害による土砂の過剰吸引によるものではなく、土砂に混ざった不法投棄から生まれた塩酸ガスを吸ったことによる死因だと判明する。

 

これを見逃しては、二次災害も起こりかねない。

茶子「では、ここで解剖いたしましょう、朝顔さん、執刀お願いします」

 

朝顔「教えてください、お願いします。」

こうして、無事に執刀することが出来た朝顔

そして、ご遺体の死因が判明し、

更に確信に近づいた警察は、

白井を確保した。

 

こうして無事に、災害での窮地を終えた。

茶子「今日は、皆さん大切な人と過ごしてゆっくりしてください」

 

家に帰宅した朝顔

桑原「遺体安置所に行って、中を見た。もしかしたら俺もここに並んでたかもしれないと思うと怖くなった。生きてて良かったって思った。」

朝顔「桑原くん来週、灯篭会があるの。お母さんの地元の仙ノ浦で。ずっと行きたいなって思ってたんだけど、まだ行けてない」

桑原「行こう、4人で」

 

そして、仙ノ浦に向かった朝顔ら。

電車から降りた途端、

虚ろになる朝顔と、そんな朝顔を心配そうに見つめる平。

しかし、前を向いて一歩歩み始めた朝顔

朝顔らは、おおじいじ・浩之(柄本明)の

ところへ向かう。

 

家族団らんを過ごし、

朝顔が梨を剥いている時、

浩之の目に、里子(石田ひかり)が現れる。

ふと現実に戻ったときに、

浩之「なんでここに里子はいないんだ」

と泣き崩れてしまう。

 

そんな、を見た平も、

平「里子がここに居るような気がして」

と。

朝顔「お母さん、わたし桑原くんと結婚して、つぐみを産んでお母さんになったよ。お父さんもお爺ちゃんも寂しがり屋だから、見守ってあげてね。わたしはちゃんと皆んなと一緒にいるからね。」

と。

 

そして灯篭会に向かい、

帰ってからは、つぐみの発表会に皆んなで出かけた。

 

 

 

なんだか朝顔がお父さんと2人で暮らしてたのが、うんと昔に感じる最終回だった。。。

 

朝顔、あとは任せたよ」

里子母の言葉が最後の最後に繋がったなあ。

過去の経験から必死にもがき苦しんで、立ち直って今がある!

より一層強くなった朝顔を感じました…

 

なんだろう…

言葉で言い表せない。。。

というか、むしろ私みたいなボキャブラリーのない人間が簡単に語ってはいけないような気がして…。

それくらい、まるで長編の本を1ページ1ページめくってるかのように丁寧にワンシーン、ワンショット描かれているし、

心情の表し方がとっても温かくて切ない。

 

押し付けがましくないところが

このドラマの良いところかなって。

泣けるシーンを無理に作ろうとしなければ、

強要もしない。

だから、気づけばホロっと涙させられてる…

ああ、毎日があるって幸せだと何回も思わされた。

 

桑原くんも実は死んでしまうんじゃないかと、

意識不明になったりしたら、

なんだかこのドラマにがっかりしてしまいそうな気がしてました…

 

でも、意外にそこはあっさりとw

でも、ちゃんと家族の大切さという部分に繋げてて、さすがだなあ。

と。

来週の2人の出会い編が楽しみですっ

 

ああ。

たびたび上野樹里さんに涙させられた…

もうこの人が出てたら見たいって女優さんになってしまった!!

父親役の時任三郎さんとも、

茶子役の山口智子さんとも、

ベテランから、若い人まで

誰とでも息ピッタリに演技出来る女優さんだなと思わされました^_^

本当に、"万木朝顔" という1人の女性を生きていたように思いますね!さすがです!!

 

もう万木家、桑原家や、

興雲大学の人たち、野毛署の人たちに会えないのかと思うとちょっぴり寂しいけど、

来週は特別編ということで、これはこれで楽しみです!

 

 

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