ボイス 110緊急指令室 第10話(最終回)
評価: ★★★☆☆ / ★★★★★
最後まで厄介な父親・辰夫だった。。。
雫のようなサイコパスは、
刑務所に入れたところでなあ〜
って感じだったから、
樋口が雫に与えた屈辱は良かったと思ったんだけど、
やっぱり最後の最後まで息子可愛さが抜けなかったのね。汗
血は争えない！！
群を抜いてたというか、
もはや、伊勢谷友介自身もこの役を楽しんでたように思うw
雫(伊勢谷友介)によって、
重症にさせられた石川(増田貴久)。
石川を助けようと、雫が殺しを行なっていた別荘にやってきた樋口(唐沢寿明)は、
雫と、銃撃戦になる。
お互い攻防戦を繰り広げ、
強行犯係も駆けつけたとき、
樋口「何がおかしい」
あと一歩で捕まるというのに、
樋口を見て、笑っている雫に違和感を感じる樋口。
未希(菊池桃子)のことを思い出して、
ますます雫に対して憎悪が生まれる樋口。
橘「班長やめてください！！ヤツは班長を人殺しにするつもりです！！」
橘の説得もあり、
樋口は、雫を捕まえた！！
が。
雫が逮捕されたことを知って、
父親・辰夫(伊武雅刀)は、
あれこれ手回しし、雫を逃す。
本郷ホールディングスの代表が、
人殺しで逮捕されることがニュースになり、
もはや逃す意味は無いんじゃないかとの
声も上がるが、
辰夫「雫が笑ってる」
昔のアルバムを見てそう呟く辰夫。
辰夫を雫に、韓国に逃亡するように命じる。
辰夫「最悪の事態だ」
雫「最悪？最高の間違いじゃないか！今まで渉兄さん(手塚とおる)にまで見張らせて、自由に遊ばせてくれてたじゃないか。人を殺した父さんは嬉しそうだった」
辰夫「雫、生きてくれ」
そうして、雫が海外に逃亡する噂が、
樋口や橘の耳に入る。
しかし、
樋口「ヤツは本当に逃亡なんてする気なのか」
と疑問を持つ樋口。
樋口「ヤツは人殺しをして笑ってるような人間だ。透を痛ぶり、次は室長を。そして最後に俺を狙うに違いない」
そして、樋口の読み通り、
雫は海外へ逃亡することはなく、
橘を人質にとりECUの部屋へ立てこもった。
橘を鈍器で殺そうと、橘の首を掴む雫。
雫「なぜ、そんな目で俺を見る？もっと命乞いしろ！！」
そのとき、雫の腕を目掛けて銃を発泡する樋口。
樋口は、雫は海外へ逃げたりはせず、必ず橘のもとにやってくると踏んでいた。
雫の腕から足へ銃を撃つ樋口と、
樋口を見て笑う雫。
橘「班長やめてください！！」
雫「奥さんの頭蓋骨を殴ったときの感触最高だったよ。」
そして、
雫の鈍器を持って、雫に殴りかかろうとする樋口！
樋口「今度こそ期待したか？期待に応えられなくて悪かったな。俺はずっとお前のことばかり考えてきた。どうやったらお前を一番残酷なやり方で殺せるだろうかって。でもお前と会って分かった、全て無駄だ。生きろ！！平凡な毎日を生きてみろ。それがお前にとって一番苦痛なことだ。遊び相手はもう誰もいない。」
そして本郷雫、逮捕！
事件は無事に終了した。
しかし、犯人を庇ったとして、
辰夫にも任意聴取の命が下るが、
行方不明に…
病院で眠っている息子のもとを
訪れる樋口。
樋口「だいき、夢の中のママ笑ってるか？」
そして、記者や野次馬によって
大量にたかれるフラッシュを浴びる雫。
怪我により、車椅子から車に乗り込もうとした瞬間。。。
雫を背後と前方から刺す辰夫。
そして、そのあとは自身のことも刺す。
辰夫「雫、地獄で会おう」
雫「父さん…フッ」
雫によって重傷を負った石川は、
意識を取り戻しつつあった。
そして、ECUは無事に
正式な部署として
発足されることになった。
雫は何故あんなに樋口と橘に固執してたのか…？？
今まで誰にも知られないよう殺人を行なってきたけど、
自分のもとへやって来た樋口の妻と、
気づいた橘父を殺し、
犯人への復讐心をもつ、その2人の夫と娘がたまたま警察官だったから、
自分が捕まるまでのスリルを味わいたいがために、固執していたのかな。
そして、息子可愛さと、
自分が本郷雫という名のモンスターを誕生させてしまった罪悪感から最後は一緒にってことかな。
結局、上杉よりも雫だったということね、辰夫には。。。
まあ、まっすーも殺されずに済みましたし、
続きは、Huluということみたいですが…(私は見ませんw)
最初、スリリングなホラー作品を観てるようでなかなか見るのに勇気がいりましたけど、
唐沢寿明の正義感ある役と、
ちょうど対極になっていて、なんだかんだで観てしまった…そして、面白かった…w
シーズン2がありそうな気もするし、ない気もする終わり方だったね…！！
でも、
ナイスキャスティングなドラマで、とても楽しかったです！
演者の皆さんも、最後はアクションばっかりだっただろうにお疲れさまでした(*´∀｀*)
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