【過去ドラマ】オレンジデイズ 第10話
評価: ★★★★☆ / ★★★★★
第10話「君がいない」
櫂(妻夫木聡)から、沙絵(柴咲コウ)の聴覚は少しずつ完全に聞こえなくなってきてると聞いた沙絵の母・ゆり子(風吹ジュン)は、沙絵に耳の手術をすることを勧める。母からの愛情や想いを感じた沙絵は、ある決心をし櫂に告げる。一方で、翔平(成宮寛貴)もカメラマンのアシスタントとしてチベットへ行き修行する決意をする。オレンジ会のメンバーは翔平を送る会を開き、いよいよそれぞれがそれぞれの道を進み始めるときがやって来る。
あ〜りふれたっじかんがっ、い〜としくおもえたら〜♪
良いところで流れるミスチル。泣
平成を代表するアーティストの1人ですよね。
最初は、青春を歌うキラキラソングに聞こえても、やっぱりお別れのシーンには何故か切なく聞こえる…不思議。
母のため自分のために、ドイツに向かう決心をした沙絵。そのためには櫂とはもう会えなくなる別れる決心をするんですよね。櫂の未来も思って。
櫂は櫂で、沙絵が好きだけど自分よりも幸せにしてくれる人がいるのではないかと不安になりつつあると。だから、何が何でもと空港に向かう沙絵を追いかけられなかったんですよね。
ふざけんな、には色んな意味がこもってそうです。
それぞれの道を歩む準備をし始めたオレンジ会のメンバー、みんながこうやって過ごせるのも長い時間の人生のほんの一瞬。
色々考えさせられる場面でした。
みんなが照り輝く明るい太陽にではなく、夕日に向かって決意を込めるシーンが、ドラマの雰囲気ともリンクしてるし、戻らない時間の切なささも感じるようで良かったです。オレンジってビタミンカラーなイメージもあるけど、オレンジのような酸っぱい切なさも感じさせる色ですね。タイトルと演出の表現には脱帽です。
次回はいよいよ最終回。
見たくないなー、でも気になりすぎて見ちゃいたい。笑
[良ければポチ▼お願いします^^]