凪のお暇 第6話
評価: ★★★★☆ / ★★★★★
うわ〜!!楽しかった!!
凪ちゃんには申し訳ないけど、やっぱり凪を追いかけてない慎二は慎二じゃないっ!!
全てが繋がった武田ママ、面白すぎる!!!
でも、ジーンとするのもまたこのドラマの良いところで…
凪の聞き上手なふりして、本当はあまり人に興味ないのなんかわかる気がして、武田ママの言葉がちょっと刺さったわ…。
凪と坂本さんが"本当の友達"になれたこと
なんか良かったなあ〜!!
さてさて、
お暇中だった凪(黒木華)は、お暇をお暇し、スナックママ(武田真治)のお店でボーイとして働くことになった。
しかし、お客さんとコミュニケーションをとることができない。
「サッカー興味ある?」
と聞かれても、サッカー分からないです。
シーン…。
「歌うたってよ」
って言われても、最近の歌わからなくて。
じゃあいいや。
悪気はないけど、人と話せないと感じてる凪。
凪「少しでもお客さんと会話のキャッチボールが出来るように。せめて投げてもらったボールを変な方向に返さないように」
ママ「なら、その上っ面の愛想笑いと相づちやめなさい。相手にバレバレよ。…そもそも、何で相手にボールを投げてもらうの前提なの?何様って感じ。」
凪「でも、自分から投げるのってハードルが高くて…ほら、わたし聞き役になること、、」
ママ「あ!もしかしてあんた私って聞き上手なタイプって思ってなあい?本当の聞き上手は相手が答えやすいボールを先に投げてるから。あんたの場合は、あんたが相手の顔色伺って何のボールも投げてこないから、相手が気を遣って話題を振ってくれるだけ。じゃあ、あんたが自分からボールを投げられない理由は何でしょう?」
凪「そ、、それは」
ママ「あんたが人に興味ないからよ」
一方で、同じハローワーク仲間だった坂本(市川実日子)もまた学生時代の先輩の紹介をうけ、副業を支援するセミナーを開催してる会社に入る。
実は、東京大学を卒業していて、地元では神童と言われるくらい優秀だった坂本さん。
でも、就活で初めてつまづいたと。
仕事でミスをすると、「これだから高学歴は」、「空気読んでよ」って周りから度々言われると。
坂本「でも、後ろばかり向いててもダメなんです。前を向いて歩いていかないと」
そして、スナックに遂に来たオフィスラブ満喫中の慎二(高橋一生)。
ちゃーんと凪と初対面のふりをする。
焦りに焦る慎二だが、煽るお客の対応に困る凪に、
慎二「お前むいてねえから辞めろよ。もてなす側の気持ちがなきゃ店まわんねえし、お前ひとに興味ないだろ?」
凪「なんで慎二にまでそんなこと。」
慎二「だってお前、自分に興味あるやつしか好きじゃねーじゃん」
なにかが刺さる凪。
そして、さっきの煽る客と仲良くなった慎二。その客から、坂本の会社は、詐欺だよと聞き心配になる。
慎二「お前、人の心配より自分の心配すれば?水商売で金稼いで、隣の男に貢いで」
凪「ゴンさんとは、お別れしました」
えって顔して、顔をゆっくり凪のほうに向ける慎二!w
そんなとき、彼女の円(唐田えりか)が。
しかし、円のことを凪に彼女だと紹介できずに同僚だと言ってしまう。
彼女だろうと同僚だろうと、どっちでも良さそうな凪。w
次の日、坂本が心配で、彼女の仕事場に行こうとする凪。
そんなとき、慎二が坂本が司会をやるセミナーがあると電話で伝える。
(番号はママから聞いたらしい…w)
凪「ありがとう。行ってみる!!ブチッ」
慎二「、、、行ってみる?!」
セミナーに向かった凪は、集まった顧客に話す内容に疑問を抱きながらも、壇上で話を続ける坂本を連れ出す。
(そしてちゃんと来た慎二!w)
凪「余計なお世話かもしれないけど、あの会社やめたほうがいいと思います」
坂本「知ってます。先輩の会社がやばそうなことくらい入る前に検索して知ってます。でも、認めたくなかったんです。必要とされてると思ったから。もううんざいなんです。休むのも戻るのも…前向き前向きに。そうじゃなきゃ、自分が惨めで見てられない」
凪「坂本さんの前向きなところ凄いなと思ってます。でも、たまには後ろを向かないと自分がどこにいるか分からなくなりませんか?私も今やっと後ろを向けるようになって...恥ずかしいんですけど、会話をするのにもボールを投げてもらうの待つだけで、本当の友達なんてひとりもいなかった。きっとバレてたんですね、わたしが上っ面なの。でも、今は坂本さんの話聞きたいです。だって興味あるから、友達だから」
坂本「空気読めない友達でも…?」
凪「空気は吸って吐くものです」
凪と坂本の友情を見届け去ろうとする慎二。
凪「あ、慎二ありがとう」
坂本「あ!!思い出した!!あなた泣いてた人ですよね、白い恋人もって!!立川で以前お見かけしました。」
慎二「いや、あ、それは人違いじゃ?」
坂本「泣いてましたよね?!白い恋人食べながら」
凪「、、白い恋人?」
慎二「俺じゃないですっ!」
そして、慎二が忘れられない元カノが凪だと分かった武田ママ!
ママ「わたしも全部繋がった〜〜!うう〜もう、面白いネタ提供してくれるじゃな〜い??!!」
一方で、凪をみると胸がチクチクするゴン(中村倫也)。
ゴン「ちぎりパンとかモーゼとか、俺っていったい何者?」
緑(三田佳子)「あなたその胸の痛みが何か分からないの」
ゴン「え。」
緑「それは初恋ね!!おめでとう!!」
そして、花火大会を見に行ったとき、
ゴンの頬にいた虫を退治しようとした凪。
キスされるかとドキドキしたゴンは、思わず凪に寄りかかり、
ゴン「恋ってしんどい、、、」
慎二め、、、
何だかんだ凪が好きなんだなあ!笑
凪がゴンと別れたの知ったとたん、円のことを凪に彼女だと紹介できなくなったのか…w
もしかして、もうワンチャンス期待してる??
一方で、今は誰も好きそうでない凪は、坂本さんを助けようと必死に!!
たしかに、友達の勤め先の評判を調べて、辞めた方がいいよ、なんて言うのは正直なかなか勇気いる。。。
余計なお世話だと、疎まれる行為だと分かってるから。
以前の凪なら、見逃してただろうな。
でも、坂本さんの良さを知ってて、彼女を本気で心配する気持ちが芽生えたからこそできることだったりするよね。
自分の意志で動く凪の大きな成長でもあったんじゃないかな!!
慎二も、凪に興味があるから助けようと、何なら凪のお友達に会ったことすらないのに、凪が心配しているからこそ、助けようとしてくれたが、
自他共に認める空気の読めないらしい坂本さんに、立川で泣きながら帰ったことをバラされるw
私たちからしたら、坂本さんナイス!!!
いや〜、人と人との繋がりとか、誰でも経験ある失敗も、抱えてる闇もリアルでグサっとくるし、でも、それを実は1番報われてない慎二がクスッと笑わせてくれる。
凪が、28歳で無職なのとか、
坂本さんが、東大出身で職探し中とか、
世間では、??って感じだけど、
そういう人生もありなんじゃない?と思わせてくれる。
狭い閉ざされた世界から、こんな広い世界があるんだと思わせてくれます!!
坂本さん、真面目で今まで一生懸命に何ごともやってきたからこそ、休んでる自分がいけないことしてるんじゃないかと惨めに見えてくる。。。奥が深くて泣けてきたなあ。
市川さんが出てるドラマは、割と面白いよなーって思ってるこの頃です^_^
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