Chocori’s チョコっとレビュー

ドラマレビューをおもに。

G線上のあなたと私 第2話

 

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評価: ★★★★☆ / ★★★★★

 

 

ほっこりとするなあ〜。

 

話にも3人の関係性にも(^ ^)

 

このドラマは、無縁かなと思ってたんですけど、

理人と也映子のラブラインもありな感じですかね?!w

 

先生は、そりゃ好きだった恋人の弟とは付き合えんよなあ〜。

 

 

也映子(波瑠)の言葉で、発表会に出ることにした三人。

しかし、結果は散々なものに…

3人は、また発表会に出ようとさらに練習に奮起する。

 

幸恵(松下由樹)「今度の土曜日、ウチに練習しに来ない?ちょうど夫も出張だし、お義母さんも温泉旅館でいないの」

 

そして、也映子は、理人(中川大志)とともに幸恵の自宅に向かう。

幸恵の娘のピアノ伴奏とともに練習をしていたが、義母が温泉旅行を切り上げて帰ってきてしまった。

 

幸恵「わざとなの。あの人、そういう人なの。わたし、今日すっごく楽しみにしてたのに…悔しい」

そう言って涙してしまう幸恵に、

也映子は何も言えずにいた。

 

理人「楽しかったですよ、だから泣いてはダメですよ、北河さん。楽しく終わりましょう。それにもしわざとだったとしても、楽しくしてればこっちの勝ちだ」

 

也映子「"なんだろう、この置いていかれてる感。前に進んでいるはずだったのに"」

 

いとこにも、何が目的で生きているのと言われた也映子は、

理人と幸恵が、下の名前で呼び合っていることにも、少し嫉妬を感じる。

 

そんなとき、理人の兄に子供が産まれる。

そのことを久住(桜井ユキ)に報告した理人だが、返信がないことを也映子と幸恵に打ち明ける。

 

そして、理人のバイトする居酒屋に来た也映子と幸恵。

也映子は、理人と幸恵の距離感に嫉妬したと正直に話す。

 

也映子「北河さんは、家のことに子育てに一生懸命で、加瀬さんは先生のために真っ直ぐじゃないですかぁ。二人とも目的は違っても何かに本気になるって点では一緒で…だから通じ合ってるのかなって。前に進めてるって思ってたのになぁ」

 

幸恵「そんなことないよ。誰だって立ち直ろうと頑張ってるものよ」

 

でも、楽しめれば勝ちという言葉に救われたと話す幸恵。

也映子もその言葉にはキュンとしたと話してるのを理人に聞かれてしまう。

次の日、カラオケの練習で気まずくなる也映子と理人。

 

理人「あのちょっと相談があるんですけど…どうやって別れた男のこと忘れたんですか?」

 

也映子「私は本気で好きだったかは分からないけど、今思うにもっと向き合ってれば良かったなって。適当に流すんじゃなくて本気でぶつかってれば良かったなって思う。だから、加瀬さんも本気なら先生にぶつかったらいいと思う。」

 

ちゃんと心の内を言語化できたと安心する也映子。

理人は、也映子の言葉通り告白してみて振られたら、バイオリンを辞めようと思うと。

でも、あまりガツガツいきすぎるのも引かれるのではないかと心配する。

理人「でもこのまま、泥舟に浸かってるよりかは、振られるにしても前か後ろに進まなきゃなって」

 

也映子「嘘ですよ。振られても前にも後ろにも進めませんよ。向き合ってましよ、それなりに。結婚するはずだったんだから!本気で好きってなに?どうやったら本気で好きって言えるんですか?15歳で初恋の人に出会った人に私の本気で好きの何が分かるんですか??」

 

感情をぶちまけてしまう也映子。

そのままその場を後にしてしまう。

 

書類を取りに来た也映子は、

元婚約者とすれ違う。

也映子「"私を振ったあの人は、たぶん今、好きな人ととても元気だ"」

 

そして、也映子は理人に電話する。

先日は言い過ぎたことを謝るために電話した也映子。

 

理人「あ、、、あの。それで僕は結局、気持ち伝えた方がいいんですかね...?」

 

也映子「あのね、わたし偶然にも今日元婚約者を見かけたの。元気そうで仕事もちゃんと充実してるって感じだった。傷ついたことなんて、結局人にはあまり伝わらないんだよ、自分を動かせるのは自分しかいないんだなって。だから、加瀬さんが前にも後ろにも動けるんだったら、ちゃんと気持ちを伝えた方がいいと思う。うまくいく可能性のほうが低くてても、加瀬さんが先生と上手くいって、バイオリンも続けてる。そんな未来があるといいなって今は心から願ってる。頑張れ。」

 

理人「模範解答ですよ、也映子さん」

 

初めて下の名前で呼んだ理人。

 

しかし、久住は知人との食事で、

久住「しょうがないよ。生徒は選べないしね」

と話していた。

 

 

 

それぞれが過去に向き合い、前に進むための成長途中ってところなのかな。

 

みんなそれぞれ人には言えない過去や傷をもって生きているし、人に言っても同じように痛みを分かち合ってくれるとも限らない。

だから、なんでもないふりをして過ごしてるけど、

3人にとって、お互いの気持ちを話し合えるかけがえのない場所になってるのかなあ(^ ^)

 

暖かいよね〜!!

理人と也映子は、くだらないところでムキになるところが姉弟ぽくもあるし、

幸恵さんの存在がいい意味で、包み込んでくれるような家族のような暖かさがある…

 

若いからか、正直に何でも話してる也映子と理人だけど、

幸恵は、小木に浮気されたことは話してないしね…

それが人生を長く経験してきた大人ってことなのかな。

 

理人は、先生に告白する前に也映子のほうに気持ちが動く気もする…

今のところ久住は、気持ちゼロだからね。

そりゃそうだろうなあ、

久住先生が好きだったのは結局、兄貴の方だしなあ。

 

そう思うと、

人の心って漠然としてるなって思うわ。

 

本気で好き、本気で夢中になるって何なのかなって思うね。

 

どうやったら本気で好きって言えるのって確かに…

 

也映子は、理性的な人なんだろうな。

だから、はっきりとした答えを求めちゃうんだよね。

 

キャストの台詞は、おそらく膨大なものだと思うんですけど、

3人とも一言一言、噛みしめるように話してくれてるからすんなり入ってくる…!!

クスッと笑えるシーンもあり、

松下由樹のコロコロと変わる表情には、泣かされたり笑わせてもらったりするね。

 

ほっこりドラマに癒されておりますっ♡

 

 

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